2015年4月4日土曜日

緊急時に備えて!

長い人生の中で、人が倒れているところに直面することは少ないとは思いますが、南海トラフ地震なども近い将来起こることも考えられますので、もしもの時のために、覚書として掲載してみました。

【倒れている人がいたら】

(1)周囲の安全を確認する
倒れている人の周りが安全かどうかを確認しましょう。
もし、危険な場所であれば移動しましょう。(頭部損傷なども考えれらるので、移動させることが善処ではありません。)

(2)倒れている人の反応を確認する
肩などを叩き、できる限り耳元で呼びかけます。

(3)反応がない場合
近くに協力者となる人がいないかを探します。
見当たらない時には、大きな声で助けを求めましょう。
そして、救急車を呼んでもらったり、AEDを持ってきてもらいましょう。

(4)呼吸の確認
胸から腹のあたりが動いているか10秒以内で観察して呼吸の有無を確認します。

(5)胸骨圧迫
呼吸がない場合には、上向きに寝かせた状態で、胸の真ん中辺りを両手のひらを重ね、垂直に体重をかけて少なくとも5cmほど沈むほどで30回圧迫します。(圧迫は、1分間に少なくとも100回ほどのペースで行ないます。また、この時は、思っているよりも体重と力が加える必要があって、時たまに肋骨が損傷する場合もあるそうです。)
その後、沈んだ胸が元に戻るように圧迫を解除します。

(6)人工呼吸
上向きに寝かせた状態で、顎先を持ちあげなたら額を後方に押し下げて軌道を確保をします。
指で鼻をつまみ口から口へ息を吹き込みます。
その時、胸の膨らみを確認しながら行うようにしましょう。
そして、口を離し息をしているか確認をし、更にもう一度息を吹き込みましょう。(全2回)

(7)状況を見ながら
後は状況を見ながら胸骨圧迫(5)と人工呼吸(6)を絶え間なく繰り返します。

▲AEDが届いた場合には、電源を入れて音声メッセジに従って処置を行いましょう。