2013年5月4日土曜日

燃えにくくするための難燃剤にレッドカード?

現在、情報は入ってきていませんが、先月末からジュネーブで開催されていた条約締約国会議で決定が下されれば、その難燃剤「ヘキサブロモシクロドデカン(HBCD)」の使用が禁止される模様です。

日本国内でも、その成分が配合されたものの製造も行われており、アジア、欧米でも広く使われています。

環境内に蓄積しやすく、動物実験では、生物の生殖や行動、免疫機能への悪影響が懸念されているとのことです。

日本国内では、母乳への蓄積がすでに報告されているそうです。

この様な報告の上で、ノルウェー政府は、新たに条約で国政的に廃絶を目指す有害化学物質として指定することを提案しています。

私共、国方防虫化学では使用することはありませんが、化学物質などの利用をしているため、毒性の強いものは、まず、利用することはありません。

また、シロアリ駆除につきましても、お客様の健康と安全を第一に考慮した、薬剤を散布しないベイトシステムを推奨しております。

日進月歩で進歩するなか、安全で、且つ、健康を損ねぬもので、子供たちの明るい未来になり得るシステムを常に研究してまいる所存です。

どうか、末永いお付き合いをお願いいたします。