過去を振り返りますと1995年(平成7年)1月17日に発生した阪神・淡路大震災で全壊した約90%がシロアリ被害で遭遇してしまったデータもあるようです。
そんな震災を回避するためにも耐震補強は重要な要素になっているかと思えます。
基本的には、地震から家屋を守るのではなく、地震が起こったときに倒壊するまでの時間、要するに逃げる時間を稼ぐ為だと考えていただくことが基本だと覚えていただければと思います。
本来、シロアリは自然界にとっては木材を土に戻すためにも、重要不可欠な虫でもあります。
しかし、住宅の木材を食すことで害虫として登録されてしまっているようです。
シロアリはどこにでもいる虫(北海道の一部まで存在)でもあり、その上、温暖化も進むつつある現状では、生息地も北上されていることも考えられます。
また、シロアリは冬眠はしないようですので、寒さが厳しくなると動きが鈍くなることも考えられますが、温暖化になってしまいますと通常の行動を起こすことも考えられます。
現在、10月に入りましたが、30度近くの気温にもなっておりますので、シロアリの行動についても、活動しやすい環境だと考えられます。
今は秋ですので、飛翔する時期でもありませんが、ご自宅の廊下なども含め、歩いていると床がブカブカされているようでしたら、シロアリの存在も考えられるのかもしれません。
その床が、更にブカブカしているようであれば、被害度も深くなっていることが考えられますので、まずは、国方防虫化学(株)へご一報いただければ、被害状況によっては軽減される可能性もありますので、ぜひ、お気軽にお電話いただければと思います。